京都 店舗設計・施工、デザイン:イワキスタイル

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装飾金物の塗装

2019.08.26

トラックからはみ出るほどの大きなお大きな装飾金物



2種類の装飾金物ですが大きすぎて現場に搬入できないため、分割して製作しています。

取り付けた際に一体として見えるよう、インローになっています。

凹凸になった状態の部品同士がピタッと噛み合うよう、片方の部品にその外径より小さい径の数mmの出っ張りを付け、

相手側部品にその出っ張りにはまり合う内径を設けています。これが数mm単位で大きければガバガバになってしまい

小さければ噛み合わないというとても細かく、大事な部分となります。

そして今回、店舗内の金物をすべて古美色に塗装していきました。



最初は素地の状態(シルバー)を3回に分けて重ね塗りをしていきます。



まずは1回目。少し色がついた状態です。そしてしっかり乾かし2回目、3回目と塗っていき



いかがでしょうか。加工した写真で少し分かりづらいかもしれませんが光沢がでました。

ラッカーは塗りすぎると塗料が垂れてしまうので、薄塗りで何度も何度も重ねることできれいに発色します。

皆んな服やズボンに塗料がついて古美色になってしまいましたが、がんばった証です!



無事、現場で取り付けが完了しました。

50kgもあるので落下しないよう天井裏でしっかり補強しています。

吊るして終わりではありません。照明やサインも付きますのでまたご紹介いたします。

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