京都 店舗設計・施工、デザイン:イワキスタイル

お客様の声

Hair Salon D

2021.08.27

2021年8月、京都市南区に理容室「Hair Salon D」様がオープンいたしました。理容室に対する想いや、弊社にご依頼いただいた訳など、オーナーの糸井大祐様にお話をお伺いさせていただきました。
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-まずは開業のきっかけからお伺いしたいと思います。
私は昔、低価格帯の美容室でいわゆる1000円カットの店に少しの間勤めていました。
1000円カットの店にももちろん良い部分はあったのですが、実際に働いてみたことで私のやりたい事ととは少し違うなと感じたので、次は逆に高価格帯の理容室に勤めました。
このお店では約17年勤めたのですが、その中でお客様にとってベターなものではなくひとりひとりに合ったベストのものを常に提供する事によって指名自体が増えることを感じ、何より自分の接客やサービスに自信がつきました。
小さくてもいいから自分の店を持ちたいという夢がこの仕事を始めたときからあって、よし、じゃあやってみよう、と。

-夢という単語が出てきましたが、ちなみにこの場所を選ばれたのは何か縁があったのでしょうか。
私小さい頃からこの辺りに住んでいて、いわゆる地元なんです。
そもそも私が散髪屋になりたいと思ったのは、昔この近くで自分が通っていた理容師さんを見て、かっこいいな、自分もこんな風になりたいな、って思ったのがきっかけなので、自分の生まれ育ったこの町でいい物件が見つかったので独立を決めました。

-物件はご自身で見つけられ、次は内装業者をどこにしようか、の流れかと思います。
当社にお声掛けいただいた経緯は。
内装業者さんはインターネットで探しましたね。
私の中でまず美容室とか理容室をいくつか手掛けてらっしゃる会社さんって条件で探して、最終的に4社さんにお声掛けしました。

-4社あって弊社にお決めいただいた決め手は何だったのでしょう。
端的に言うと人です。
もちろん予算があるので見積りの金額は大事です。
実際、4社中IWAKI STYLEさんが一番安いわけではありませんでした。
でもIWAKI STYLE担当の向山さんが一番私に寄り添ってくれる感じがしたので。

例えば私が「こんなイメージなんです」って言ったら、「こんな感じですよね?」って写真を見せてくれて「そうそう、そんな感じ!」みたいにフィーリングが合っていたのも良かったですが、何よりお客さんである私のしたいことを汲み取ってくれながらもプロの目線でアドバイスもくれる向山さんの姿勢が良かったです。
私も同じで、お客さんのやりたいヘアスタイルを尊重しながらも、でもこっちの方がいいよねってプロ的な意見も言えるような理容師になりたいんです。
そんな向山さんを見て素晴らしいなと感じて、じゃあもうIWAKI STYLEさんにお願いしようと。

-ありがとうございます。
金額以外の部分で選んでいただけたって言うのは、我々にとっても自信になります。
嘘っぽく聞こえるかもしれませんが本当ですよ?(笑
他社さんが悪かったわけでは無くって、他社さんも良いアプローチをして下さったんですが、向山さんがそれ以上だったってだけですね。

-では弊社にお決めいただいて、そこから更にプランを煮詰めていったと思いますが、その間はいかがでした。
私なりのイメージが元々ありましたが、何せ素人なのでやっぱりああしたい、こうしたいが出てきて大変でしたね(笑

-施工前に一旦決めたことを施工中に変更とかもございましたか。
何点かありましたね。
例えば天井の蛍光灯ですが、元々オシャレなLEDのスポットライトで考えていました。
でも色んな人から話を聞くと、スポットライトは明るいけど影が出来ると。
理容師と美容師の仕事の違いのひとつなんですが、美容室は比較的長い髪のスタイルが多いですが、理容室は短い髪のスタイルが多いです。
カッコつけた言い方すると、我々理容師ってミリ単位の仕事をしているんで、影が出来ちゃうと具合が悪いんです。
そこで急遽イスの上だけでも蛍光灯に変えたいってお願いしましたけど、向山さんですぐに対応してくれました。



あとは外観ですね。
一番こだわりたかったお店の顔の部分です。
私が事前にケータイアプリで色を合成させて茶色と黒で考えていたんですが、土壇場で「やっぱり違う!」ってなってやっぱりグレーと黒で行きたいとか。



-連絡手段はお電話でしょうか。
ほとんどLINEですね。

-お仕事のやりとりをLINEでやることに違和感などありませんでしたか。
そんなことなかったですよ。
ちょっとした事でも例えば会社に電話してくれって言われる企業さんいますけど、私はそっちの方がよっぽど面倒だし違和感ありますね。
それに私もギリギリまで仕事しながらの出店準備だったので、電話よりLINEでご連絡いただける方が対応するのがラクでした。
そう言えば向山さんのレスポンス早かったですね。
「明日でいいよ」って言っているのに「今日やります」みたいな(笑

-少し話を戻しますが、こだわりの部分である外観についてもう少しお伺いしたいと思います。
実を言いますと、私この物件の一番イヤなところが外の螺旋階段だったんです。



いっそのこと取りたい、でもそうすると2階に行けなくなる、どうしよう、何とかならないか、ってずっと考えていて、それこそ最初の打ち合わせの頃から向山さんにも相談していました。
でも今ではむしろカッコいいやんって思ってて(笑
この螺旋階段の存在を消しつつサインポールカラーをつけたいって案は私で言ったかと思いますが、それを向山さんで見事に表現してくれました。



-では最後に今後の展望をお伺いしたいと思います。
ずっと髪を切ってきて思うとことして、薄毛に対して気にされる男性が凄く多いです。
そこで私は厚生大臣認可の毛髪診断士の資格を取りまして、薄毛にまつわるような商品を取り揃えているのがこの店の特徴です。
マンツーマンで相談しやすいスペースですし、顔剃り出来ることなんかも美容室には出来ない強みのひとつだと思っています。
来ていただいたお客さんには「俺は今理容室に来ているんだ」って実感してもらえるようなお店にしたくって、それこそ小さい頃自分が理容師さんに憧れたように、理容室っていいよねって思ってくれる人が少しでも増えるようなカッコいい散髪屋にしたいと思います。





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