2019.11.27
2019年7月3日、京都の御池通り沿いに珈琲好きが集うカフェ「茶亭カエルノウタ」様がオープンいたしました。
この度、オーナー兼店長の栗坂裕紀様とお話させていただく機会がございましたので、オープンまでの経緯やお店のこだわりなどをお伺いして参りました。
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-まずは開業のきっかけをお伺いしたいと思います。
元々はコーヒー好きが高じたってところです。
学生の頃からコーヒーが好きで、いざ就活となった際にはそういった会社さんを回っていました。
実際喫茶にまつわる会社に勤めた時期もあったし、ちょっと離れた時期もあったんですが、何か自分で仕事をしたいと考えた時、元々コーヒーが好きだし、勤めていた頃の知識も活かしたいなと思って今回喫茶店をやろうと考えました。
-なるほど。
ではお勤めの頃から独立については考えておられ、構想なんかも練っておられたのでしょうか。
構想なんて大したものではないんですが、漠然と35歳までには自分のお店を持ちたいと考えていました。
今がちょうどその年齢ぐらいなので、今回何とかひとつ目標が達成できました。
-ではIWAKI STYLEにお問い合わせいただいた経緯をお伺いしたいと思います。
お問い合わせさせていただいたタイミングで言うとまだ物件すら決まってなくて、そもそもどこの不動産屋さんに行っていいものかも分からない状態だったんです。
そんな時にIWAKI STYLEさんのホームページを拝見させていただいたら、物件探しからお手伝いさせてもらいますって書いてあったんで、じゃあ一度お願いしてみようかなって思ったのが最初ですね。
その後不動産屋さんを紹介してもらって、1ヶ月ぐらいで物件は見つけていただきました。
あと覚えているのはQ&Aのページを結構見させてもらったことと、施工実績のUnirさんが目を引いたのを覚えています。
個人的によく行っていたお店で「あぁ、ここってIWAKI STYLEさんが施工したんだ」なんて思って。
だから何だって話なんですが親近感が湧きました(笑
-ですが、OPENからお引渡しまでお手伝いさせてもらいますと謳っている会社は、弊社含めて京都だけでも多数ございます。
恐らく栗坂様もそんな他の会社さんのホームページをご覧になったかと思いますが、その中でもIWAKI STYLEに問い合わせてみようと思われたきっかけは何でしたか。
人の顔、ですかね。
会社の皆さんや協力業者さんなど、働く皆さんが顔写真付きで紹介されていたのが良かったです。
責任者の顔が見える、ってところでひとつ安心できたのはあります。
-そうだったんですね。
物件を探されている状態の頃から、基本的に弊社向山が栗坂様をご担当させていただきましたが、彼の対応はいかがでしたか。
最初お会いした時に名刺をいただいたんですが、肩書に専務と書いてあったんで、きっとこの人は現場には立たず指示を出すだけなのかななんて勝手に思っていました。
でも蓋を開けてみたら結局何から何まで向山さんがやってくださったんで、頼れるなぁなんて思っていました(笑
-言われてみればそうですね、専務なんて書いてありますが現場ではTシャツ一枚で自分の手と足動かしてますからね(笑
お店作りに関して、例えばデザインなども向山から提案させてもらったのでしょうか。
ざっくりとしたイメージは私の中にあったんでそれをお伝えさせてもらいました。
でも本当にざっくりだったんで、実際形にしてくれたのは向山さんですね。
-なるほど。
予算面に関しても問題ございませんでしたか。
業種は違うんですが、事前に小さいお店なんですけど鉄板焼きをやっている知人から自分の店は1000万掛かった、なんて話も聞いてて不安はありました。
でも予算の範囲内でおさめていただいたので良かったです。
-ちなみに栗坂様のこだわりはございましたか。
例えば予算の兼ね合いもあるけどここだけは譲れない、なんて部分があったり。
まずは椅子の青色でしょうか。
これは私がやりたかったと言うか、向山さんと相談していく上でこうしましょうって決めたところで、むしろ私より向山さんがこだわっていた気もします(笑
色合いもそうですが、結構いい生地使っているから水とかもだいぶ弾くので、いいもの見繕っていただけました。
あとカウンターから食器が見える、っていうのは絶対やりたかった所ですね。
そこでカウンター内に棚を付けるんですが、本来こういった棚を付けるにはL字の金物を取り付けるそうなんです。
でも工事を進めていくうちに向山さんからL字じゃなくて棚を壁に埋め込みませんかってご提案してくださって、たしかに金物が無いほうがキレイに見えるなぁって私も言われて初めて思ったんで、そういったアドバイスがいただけたので良かったです。
現在お店が出来上がってみて改めて見てみると、そういう意味では元々想定していたイメージとは違う部分もたくさんありますね。
でもそれは悪い意味での違いではなく、向山さんと相談していくうちにいい意味で変わっていきました。
-向山個人に対して印象やご感想などあれば。
まず最初から最後まで担当が向山さんだったのが良かったです。
例えばよく、〇〇さんに連絡してもらって、繋がらなければ△△さんに…みたいなのあるじゃないですか。
そういう煩わしいのがなくて、何かあれば向山さんに連絡すれば良い、ってなっていたのは非常にやりやすかったです。
あとは一番印象的だったと言うか、気に入っているのは看板のデザインでしょうか。
ざっくりとしたイメージは持っていたって言いましたが、お店の顔である看板に関しては全くイメージ無かったんです。
だからこの看板は実は全部向山さんが考えてくれたんですが、あとから聞いたらどうしようかだいぶ悩んで下さっていたみたいです。
ロゴだけは私で用意したものをあらかじめお渡ししていて、それを基に店内の雰囲気とかロゴの雰囲気と合ったものをご提案いただけたので、私もとても気に入っています。
-ありがとうございます。
最後に今後の展望などあればお伺いしたいと思います。
私自身、このお店だけで終わる気は無いんです。
この店はこの店でもちろん永くやっていきたいんですが、それをゴールとはせずスタートにしたくって。
今は私一人でお店やっていますけどゆくゆくは従業員を雇って、いずれその子にここは任せて、僕は2店舗目を出してそっちの店長をやりたいんです。
私実は結構都会志向でして、次は関東に行こうかと思っています。
だから次の施工会社はどこに頼もうかなぁ、って今から悩んでます(笑
5年以内には次の店をと思ってはいますが、ただこの1年は一旦その気持ちをフラットにして、まずはこのお店の事だけに集中していくつもりです。
1年やってみたら今後どれぐらい売上が見込めるかも見えてくるでしょうし、その時に再度計画をしていこうと思っています。
-次を関東に決めてられいる理由はなんなのでしょう。
私の知人や友人が関東に多くって、新しく店を作ったって言うとみんな結構行きたいって言ってくださるんですが、関東からだとなかなか難しいですよね。
こうやって京都にドンとお店を構えちゃうと、逆に私から会いに行くのも難しくなります。
せっかくの人の繋がりなので、そこは大事にしたいという想いからですね。
でも繰り返しになりますが、まずはこの店からです。
まずはこの店の売上を安定させて、最初はアルバイトさんでもいいから誰か雇える余裕を作ってからですね。
頑張ります。
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茶亭カエルノウタ様 施工事例
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