カフェの計画。
大通りから少し入った細い路地に面して立っている建物だったため、
まずは入りやすいようにセットバックさせ二層吹抜けの鉄フレームのガラス窓とすることで、
最大限の開放感を確保しました。
また、その立面をちょっと角度をつけて振ることで変化を付け、より入りやすくなる様工夫しています。
建物の間口が4m弱ととても狭い為、厨房プランはミニマムにして、導線を確保しました。
一階の奥には小さな庭があったので、倉庫と小さなサンルーム席を。透明の屋根で解放感もあり、
折れ戸を開ければ風が抜けとても心地いい空間です。
オーナー様が大事にしているオリーブも雰囲気にマッチするよう、テーマカラーをブルーグレーとグレーと決めて、
古い建物が生きてくるようデザインしました。
コンロ上のフードは楕円型で、壁面のタイルと相まってとてもかわいらしい雰囲気に仕上がってます