平屋の既存建物を2階建てに増築するプラン計画から工事を含め、約8か月のプロジェクトです。
特に既存部分を残しながらの2Fの増築には、大工経験のあるイワキならではの軸組仕様となっています。
manoir28様のお客様のねらいの層から「京都らしく」「落ち着いた」「上質のある」イメージを損なわないような仕上がりにさせて頂きました。
外観は京都ならではの格子を設け隠れ家的な和モダンをイメージにつくりあげています。
入口を入って直ぐにある天井まであるワインセラーは、見た目だけではなく使い勝手なども工夫した作りになっています。
メインであるカウンターではお客様が、落ち着いてワインを楽しんでいただけるように、空間や質感や素材、色調、高さにこだわっています。
2Fには、数々の格子や京都清水焼の通常は工場で用いる材料をデザインに取り入れ、京都の伝統工芸のストーリーを感じる事のできる装飾になっています。
特に照明計画には今までの経験を生かし、間接照明をふんだんに使うことにより、お客様が思わずゆっくりとできる空間作りになっています。
シンプルでありながら、一つ一つに存在感がある空間・・
外装と内装に同様の素材を用いたりと、素材や色にこだわった「和モダン」なワインバーに仕上げています。