金閣寺門前の大きな屋敷の改修。
元々は住居兼料理屋として使われていた建物。
老朽化や痛みがひどい箇所もあったが、基本的な部分は丁寧に扱われていたらしく、状態が良かったので、
オーナーと何度も打ち合わせを重ね、良さを生かして改装することにした。
古美術系のオークション会社を経営し、ギャラリーも持っているオーナー様ということもあり、
随所に飾り棚も設け、ショールームの役割も兼ねるように計画した。
水まわりはレイアウト的にも構造的にも古かったので、プランから刷新を行い、快適に使えるようにした。
庭や廊下等は美しいのでそのままに。
奥の水まわりは場所の良さを生かすために居心地良く一服できる茶室に。